Q歯周病予防なのにインプラントをすすめられた。どうするのが正しい?

インプラントと抜歯についてです。先日ですが、下の7番目の奥歯の詰め物がとれたので、いつも通っているクリニックに行きました。歯科医師からは、「その奥歯の歯周ポケットが8ミリもある。歯が欠けている状態なので、その奥歯の歯周病の改善できず他の歯にも影響を与えるおそれがあるので、抜歯した方がいい」という診断でした。

そこまではよかったのですが、事前の説明では詰め物で治療を進めるはずでしたが、途中からインプラントをすすめられました。「あれ?事前の説明と話が違う?」と思い、友人の歯科衛生士に相談しました。その友人は「歯周病予防の治療をすればいいのに」という意見で、歯科医師の「抜歯」の診断に疑問を持ったようでした。

インプラントを入れると、そのクリニックでは40万ぐらいかかるそうです。途中から話がインプラントに変わり、「もしかするとお金を儲けようとしてインプラントに変えたのでは?」と、今のクリニックに少し疑問を持っています。一般的に歯周病の場合、インプラントを入れるのはよくあることなのでしょうか?それとも他のクリニックを探した方がいいのでしょうか?

A歯周病予防なのにインプラントをすすめられた

公開日時:2016-11-02

歯周ポケットが8㎜ということですが、歯の周囲全体が8㎜であれば、歯周病が重度に進行している範疇になりますので、保存が難しいという判断はあり得ます。
但し、歯の一部分だけが8㎜であれば、歯を保存する歯周処置が可能かもしれません。
インプラント治療を念頭ということであれば、該当の歯以外の部位の歯周病のコントロールが如何になされているか?がとても重要です。インプラントが長期に渡って長持ちさせるためには、歯周病のリスクファクターを排除し、口腔全体の歯周病のケアが必須となります。
診察していませんので明快な回答とはいえないことは、ご了承ください。

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