Qインプラントか入れ歯か?

先日、数年前に神経を抜いた歯が痛み出したため、歯科医院で調べてもらったところ、歯の根元に膿がたまるフィステルという状態になっている、と診断されました。より詳しく説明していただいたところ、根幹治療を行ってできるだけ歯を残せるようにするが、完治しない場合があり、その時は抜歯になる、とのことでした。

抜歯になった場合、選択肢は入れ歯かインプラントになると思います。歯並びのことを考えるとインプラントの方がいいと思う反面、周囲にインプラントをしている人が全くいないため、インプラントはあまり普及していないというマイナスの印象も持っており、どうするべきか迷っています。自分で色々とネットで調べたところ、「手術が大変そう」、「自費診療になるので費用が高い」、「歯医者の金儲けなのでは?」、「骨粗鬆症のリスクが高まる」、「インプラント後もずっとメンテナンスが必要」「訴訟が多い」など様々な意見が出ていて、インプラントが普及しない本当の理由が分からなかったため、専門家の意見が聞きたいと思い質問させていただきました。インプラントの費用は準備できますので、費用以外の理由をお聞かせいただけないでしょうか。

Aインプラントか入れ歯か?

公開日時:2019-06-19

一般論としてお話すれば、インプラントと入れ歯どちらの治療法にも良い面と注意点両方が存在します。インプラント治療がヒトに応用されるようになって約50年が経過しており、欠損部を補う治療法の一つとして確立されていますので、危険な治療法というのは当たりません。
しかし、どのような治療法にも適応症や禁忌症があるのでインプラントが不向きで歯科医側からお断りする場合もあります。
経験豊富な歯科医が適切にインプラント治療を行えば、予知性の高い結果が望めますが、メインテナンスの重要性は天然歯と同様にとても大切です。
担当医に相談して、十分納得されてから行うことが肝要と思います。

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