Q左上7番 奥歯をインプラントにしたのですが…

親知らずの隣、左上7番の奥歯を失いインプラントにしました。医師からは、「歯ぐきに問題がなく歯周病のリスクも低いためインプラント治療に適している」と説明があり決断しました。ですが、インプラントにして半年以上経過したのですが、咬み合わせに違和感があり、奥歯でしっかり咬めている感覚がありません。咬み合う歯の高さを調整するなど、簡単な治療をおこなえば快適なインプラントになるのでしょうか?

正直なところ、そもそもインプラント治療を選択したことが間違いだったのではとも思っています。親知らずと左上6番が健全だったので、保険適用のブリッジでも対応できたように思えてなりません。高額なインプラントにしたにもかかわらず、今の状態が続くと思うと不安な気持ちです。

A左上7番へのインプラントの是非

公開日時:2018-03-07

咬み合わせに違和感があり、奥歯でしっかり咬めている感覚がない、とのことですが、いくつか原因が考えられます。
①骨内に埋入したインプラント体が骨と結合していない
②インプラント周囲の炎症(上部構造の形態不備による自浄性の欠如を含む)
③対合歯との咬合関係、咬合面形態の不備による咀嚼しずらい冠が装着されている
①か②または①と②の両方の可能性が高いですが、診察していないので、推察の域になります。
インプラント、ブリッジのいずれで欠損補綴を行ったとしても、一般論としては短期的には咀嚼能力(咬む能力)には大きな差がありません。もちろん双方にメリット・デメリットがありますが、ご質問の文面からは、インプラント周囲に正常とは言えない炎症所見があるのではないか、と考えられます。

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